第1543回「アイドルにハマった事ありますか?」
最近思うんですが、私は「アイドル」の定義がいまいち分かりません。
アイドルって見ている人から呼ばれる言葉のはずなのに、
最近の人たちは自分で自分の事を「アイドル」と言っています。
自分で自分の事を「アイドル」と言ったりするのは少し違う気がします。
「いえいえ、アイドルだなんてそんな事は・・・」
とか言っている人を見かけないのも不思議。
あらゆる人が自分の事を知っている、自分の事が好きだ、
全ての人がアイドルだと思ってくれているとでも思っているように見えます。
最近では「様々な分野の場所」に必ず自分の席が確保されています。
映画の席、歌手の席、バラエティの席・・・本当に様々です。
必ず確保されるその席に慢心してしまっているのではないですか?
私は「歌手だから」という人なら映画の席は断るはずですし、
私は「俳優だから」という人ならバラエティの席には簡単には座りません。
でも今の「アイドル」と呼ばれている人たちにはそれがありません。
何というか自分の座っている一つの席を極めるストイックさ?
一つの席を争奪する強いこだわりというんでしょうか、
そういうのが全く感じられないんですよね。
少なくとも今テレビに出ている「アイドル」は、
どの席も極めていませんし、極めようという姿勢も見られません。
あらゆる席が確保され過ぎなんですよ。
歌なら歌、ダンスならダンス、演技なら演技、トークならトーク。
何か一つの分野を極めてからアイドルを自称しろ!!と言いたいですね。
あ、そうそう私はアイドルにハマった事は一度もないですね・・・。
私の好きなマイコーは今で言う「アイドル」とは全く違う存在ですもん(笑)
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